影響力のあった生物学・医学ジャーナル100誌

「米国:SLA、影響力のあった生物学・医学ジャーナル100誌を発表」
情報管理Web 4月7日付け記事より引用

専門図書館協会(Special Libraries Association、SLA)の生物医学・生命科学部門(DBIO)は、過去100年間に最も影響力のあった生物学・医学ジャーナル100誌の調査結果を発表した。

調査は、SLA設立100周年を記念し、DBIO会員686機関に対して2008年に実施したもので、100誌は3大分野(臨床医学コメディカル、分子細胞生物学、博物学)からバランスよく選出された。

100誌のうち20誌がエルゼビア刊行。

[ニュースソース]
・Top 100 Journals in Biology and Medicine – DBIO, 2009/3
・Twenty Elsevier Journals Voted Among 100 Most Influential Journals in Past Century by the Special Libraries Association - Elsevier, 2009/4/6

日々、利用している著名な医学雑誌が並んでいます。記事には20誌がエルゼビア刊行とあります。興味深いのは100誌のうち約30誌はHighWire Pressからオンライン版を公開していること、また100誌のうち19誌はWashington DC PRINCIPLESに署名している非営利学協会の出版だということです。影響力のある医学雑誌の20-30%が時差公開ではありますが、free accessとなっています。


Washington DC PRINCIPLES of Free Access to Science
http://www.dcprinciples.org/

HighWire Press
http://highwire.stanford.edu/