日本老年医学会雑誌のアーカイブ

「日本老年医学会雑誌」の2002年までのアーカイブが完了しました。Journal@rchiveにて、Vol.1からオンラインで読むことができます*1。2003年以降はJ-Stageに収載されていますが*2、2004,2005年分は現在未収載です。

当院は病床の2/3が回復期リハビリテーション病棟です。「脳卒中」・「リハビリテーション医学」に続き、当院での利用頻度の高い雑誌のバックナンバーがWebで読めるようになったのは大変うれしいことです。何しろ小さな病院なので図書室も43平米しかありませんから雑誌もそんなに長く保存はできないのです。
もちろん、何よりも、いつでもどこでも気になった時に学術誌が読めることのメリットは大きいことです。

Journal@rchiveについてはインフォプロ2009でも発表がありました。*3古いものほど電子化にご苦労が多いそうで、紙媒体の劣化や、著作権に関する苦労もあったとのことでした。(投稿規程の中に著作権の記述がない時代があった)
気になるのがJournal@rchiveの事業目標が500誌とのお話があったこと、この数字はまもなくクリアされるので今後は各誌の全アーカイブ完了が目標だとか。対象誌も増やしてほしいと願っていますが・・・・


 

*1:http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/jnltop_ja.php?cdjournal=geriatrics1964

*2:http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geriatrics/-char/ja

*3:佐藤竜一他.国内学術論文の電子アーカイブ化事業(Journal@rchive)について.第6回情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集,p.24